メンテナンスで防ぐ左手(指)のマメやタコ | ギター:雑感
前回、左手(指先)の硬さで上達度を測定する胡散臭さについて記事を書きました。
詳細はそちらをご覧いただきたいのですが、
硬さ=上達度
こういった図式に直接の根拠・関連は無いことを説明しました。
ギターの上達に関連無いのであれば、硬くならないに越した事はありません。
肉体の反応として生じるマメやタコは、
逆に可能な限り防いだ方がパフォーマンスとしていい結果を生む可能性があります。
今回は、そういった視点を持って記事を書いていきたいと思います。
まずは摩擦が生じる原因ですが、以下の3つが考えられます。
1.手の汚れが原因で発生する摩擦
2.手汗から生じる弦のサビ
3.左手の握りすぎ・力入れすぎ等
これらを防ぐ手段として、筆者は以下3つを心がけています。
1.メンテナンス
2.防止グッズ
3.演奏方法
詳細はそれぞれ説明していきますが、今回は
「1.手の汚れが原因で発生する摩擦は日々のメンテナンスで防ぐ。」事について説明します。
と言ってはみたものの、やる事はカンタンです。
ギターを弾く前は手を洗う。
ギターを弾いた後はネックと弦についた汗や汚れをふき取る。
長時間弾く場合は、休憩を取るタイミングで1~2を行う。
これらは結果的に弦やギターを長持ちさせる事につながります。
楽器のコンディションを一定に保つ事は非常に大切です。
そして、摩擦が小さい状態を保つ事は演奏時の品質を保つ事にも繋がります。
逆に言うと、摩擦の大きい状態の方が一定に保つ事が出来ません。
摩擦が大きい状態での演奏は、
どんどん皮膚が硬くなりますし、弦を交換したら一発で状態は変わります。
ましてや人間は常に新陳代謝が働いています。
演奏時の温度・湿度といった環境の変化でも、
意識や緊張の度合いであっても手汗の量は変わるでしょう。
汗をかくと摩擦は小さくなります(滑りやすくなります)。
汗が乾くと摩擦は大きくなります(滑りにくくなります)。
メンテナンスの目的は、
「演奏者含めた外的要因からギターを守る事」です。
とはいえ、神経質になり過ぎるのも考え物ですが
弦は間違いなく消耗品ですので、定期的に張り替えましょう。
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