自殺の9割は他殺である | おすすめ書籍:国内
2万体の死体を検死した監察医の最後の提言
上野正彦氏 2012年の著書。
元監察医である同氏は、これまでの見識を元に非常に多くの書籍を書かれています。
メディアにも多数露出されているそうで、今回はじめて拝読しました。
「いじめ」「無理心中」「高齢者」といった、原因追及が困難な国内の問題が生み出す悲劇に対しての多くの示唆・提言が盛り込まれています。
毎年3万人を越える数の自殺者を生み出しているとの統計数字について、大いに疑問を持つ事になりました。
近年では3万を切っているそうですが、どういった基準の数字なんでしょうね。
犯罪絡みではなく、一般的な日常を生きる多くの人々の中で、死を選択してしまう原因・背景は、いかに我々にとって身近な事なのかと考えされました。
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