マー油 | 簡単レシピ:料理

熊本系とんこつラーメンでおなじみ、マー油を作りました。

マー油とは、ニンニクを揚げて作る調味油を指します。


▼材料:

ニンニク

ショウガ

長ネギ

ラード

ごま油


▼調理時間:

二時間くらい

上の写真は完成後に瓶詰めした姿です。

冷蔵庫に入れると結構日持ちするので、瓶から適宜料理に使います。

それなりに手間はかかりますが、また次も作りたくなる程絶品です。


まずは、具材となる野菜を切ります。

上の写真では薄く千切りにしてますが、最終的にすり潰すので細かくみじん切りにしても良いかもしれない。どちらでも結構です。

マー油はニンニクが一般的かもしれませんが、僕の場合はニンニクの他にショウガ、長ネギを使います。

ネット上で他のレシピを見てみると、タマネギを使う場合もあるようです。

まぁその辺はお好みかもしれませんが、薬味系の野菜が向いてるようです。



具材を切り終わったら、鍋にラードを入れ弱火で根気よく揚げていきます。

強火でやる方が早いのかもしれませんが、一気に焦げ揚がってしまうのでココは慎重にいきます。お好みで胡麻油を足すと風味が増します。

30分位は何も変化が起きませんが目を離さずかき混ぜながら揚げていきます。


途中で少しずつ時間を区切ってザルに取り分けますが、大半は炭化するまで揚げます。

時間別に揚げ分けるのは、段階によって風味が変わってくるので多くの段階の風味を楽しめるからだと思うのですが、全部黒く焦がしても大丈夫です。

具材に水気が残っていると最終的に上手く混ざってくれないので、大半を黒く焦がした方が良い結果になるかと。

この時点で部屋の中は、心地よいマー油の匂いに満たされている筈です。

時間別に揚げ分けた具材を、すり鉢を使って潰していきます。

今回は大雑把に3段階で分けています。

丹念にすり潰しながら、揚げた油を混ぜていき具材に馴染ませていきます。

徐々に混ぜていくと馴染みやすいです。


そして出来上がりです。

何の味付けもしてないので、単体で味見しても只の油を嘗めてるのと変わりません。

カレーやラーメンなど、しっかり味のついた料理の風味付けに絶大な効果を発揮します。

カップラーメンにも入れたりしますが、かなりパワーアップします。

時間はそこそこかかりますが、ご家庭で是非どうぞ。